ISTA展 報告
2009年3月20日〜22日 at 朝霞中央公民館
 

報告:有馬

 NPO法人 科学芸術学際研究所(ISTA)が、事務局のある朝霞市にて『ISTA展−科学と芸術が手をつなごう−』を開催し、弊社も展示とワークショップに参加いたしました。


会場は朝霞中央公民館の1階ギャラリー。

駅前が整備された朝霞駅からほど近い、図書館や球技場が隣りあうコミュニティエリアにあります。
3階にプラネタリウムがある、珍しい公民館です。

会場には、公民館で開催されている様々な会合、イベントに来館された方々などが、多く立ち寄られました。



 英語教室を終えた小学4年生の女の子が、ゾムツールに興味を持ってくれ、急きょバッキーボール(C60フラーレン)作成のワークショップに。

(※プライバシー保護のため、画像を一部加工しています。)

 ナノテクやカーボンチューブ、長さの単位、形の性質などについて会話しつつ、黙々と作り続けます。

 実は今回は、「メガチューブキット」に付属の組立説明図は見ずに、周辺の形のパターンを自分で判断しながら組み立ててもらっています。



 40分ほど後、見事完成! ほとんど助言なしで出来てしまいました。”勉強より面白い”と言い、達成感を感じてくれて何よりです。

 じっと見守って待っていてくれた保護者の方々にも感謝です。






 弊社ブースでは、プラネタリウムがある公民館ということで、惑星の楕円軌道を証明したケプラーの、宇宙カップを再現した『ケプラーのこだわり』(画面右側)の完成品のほか、NASAの研究者ともつながりのあるゾムツールのポスターを展示してみました。 中央はゾーン多面体の一例です。


 なお、女の子が作成してくれたバッキーボールは、(展示会場では転がっていってしまうので、)半分を活かしてカーボンナノチューブに作り替え、会場入口のアイキャッチとして期間中展示させてもらいました。


 これからも参加型の展示やワークショップを随時開催していきます。