グリーンライン誕生の歴史
芸術家のクラーク・リチャート氏は1976年、アメリカ・カンサスのアートリサーチセンターで行われたゾムの展示会に招待されました。彼はそこで体心立方格子(※1)を見ながら、「切頂八面体」で空間が隙間なく満たされている新しいパターンを見付けました。しかしそれを作るためには青ストラットで作られた正方形の対角線を結ぶ新しいストラットが必要でした。そこでゾムワークスの設立者、スティーブ・ベア氏は赤ストラットがはまる穴にはまる、新しい長さ、形の緑ストラットを作りました。これによって、赤・青・黄色の31の使い方に加えてさらに30の使い方あわせて61の使い方が出来あがりました。※立方体の「中心点」と「8つの頂点」を結んだ線を空間に張り巡らせた格子