zometool を訪ねて2

30年後、台北での講演会で

 

 

 

「こどもからノーベル賞受賞者まで、あらゆる形を作る構成キット」といううたい文句がつくゾムツール。上の画像は、昨年のノーベル化学賞を受賞された若きシェヒトマン教授(手前)、昔のゾムツールを使って、準結晶理論の検証をしているところです。

 

 

 

 

ゾムツールは進化し続けています。これが、今回ゾムツール社を訪問して感じた第一の印象でした。

1992年、初めてノードが作られてから早くも20年という歳月がたちました。ゾムツールが作られた経緯は、弊社刊の『ゾムツールとは何か』500に詳しく述べられていますが、発案者のポール・ヒルデブラント氏他数名の数学者、建築家が集まって、62面体のノードと3種類のストラットを成型する機械が完成しました。当時ジェトロの輸入専門家として北米を回っていた弊社の会長がコロラド州を訪問中にゾムツールと出会い、そのノードの一体成型の素晴らしさに感嘆して輸入を始めたのが弊社との出会いでした。

今回その新しくなった工場を訪れ、新規開発された成型機も見せてもらいました。新しい機械では、今までのノードより7倍の効率アップでノードが成型されていましたが、それでも2秒に一個しかできません。機械から生まれてくるノードを手に取るとまだ温かく、本当に感激でした。新しい機械では、24時間稼働で製造ができるようになりましたが、新旧の機械に共通だったのは、「緊急用ポケベル」。

万一機械が故障した場合には呼び出し発信ができるような機械が取り付けられていたのです。今も昔も、ゾムツールのノードを作る工程は、大変精密で稀有な手作り的作業なわけです。

下の画像は、ゾムツールの新工場。会長のノイマン氏と、発案者のポール・ヒルデブラント氏、そして出資者のマイク・ストラナハン氏です。 折しも、デンバーは紅葉真っさ中。ハロウィーンを迎えるための飾り付けがどの家庭でも行われていました。

新工場に移転したゾムツール社は、これからますます意欲的に新製品を打ち出していくようです。

プロジェクトキットの中で、「雪の結晶キット」が日本でも11月には発売予定です。また、インターネットを通じて作品を公開しあうネットワークも考えているそうです。日本のユーザーさんも、是非ゾムツール作品の腕を磨いて、世界デビューに備えてほしいと思います。

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