
野﨑昭弘 文・
安野光雅 絵
2025年1月15日に89歳でご逝去された数学者 野﨑昭弘先生を偲ぶ会が
5月25日、大妻女子大学で催され、前畑会長が列席しました.
野﨑昭弘先生は、子どもたちのための美しい数学シリーズの絵本作者としても
有名な方です.
「故野崎昭弘先生を偲ぶ会に参加してきました。
会場は大妻女子大の千代田キャンパス内E棟で5月25日(日)午後1時から5時まで。約130名の参加者とともに先生を偲びました。
先生は数学教育協議会の委員長を1998年から2008年8月まで勤められました。会員として私も参加しました。
当日は何森さん、伊藤さん、広田さん、亀井さん、曾根田さん、宮本さんなどと会うこともできました。
短期間に、亀井さん、曾根田さんが、素晴らしい先生の思い出が詰まった小冊子(野崎昭路先生とともに)を作っていただき購入させていただきました。
いろんな方からスピーチをいただきましたが、特に嘉山さんのお話は感動しました。また最後に大口邦雄先生の締めの言葉は素晴らしいものでした。
ありがとうございました。先生のご冥福をお祈りします。」前畑謙次
『赤い帽子』は、安野光雅さんと野﨑昭弘さんによる、美しい数学シリーズの有名な絵本です.遠山啓先生が、「数学というのは、本来、順序立ててものを考えることだ」と数学本として太鼓判を押してくださったという美しい数学シリーズの絵本、宮本次郎さんはこの本を元に、小学生向けの「赤いほうし」の授業を構築されたそうです.「順序立ててものを考えること」を学べたら、数学が本当に好きになるかもしれません.改めて、この絵本を読んでみたいと思いました.